Kawasaki ZX10RR 2017レース・ホモロゲーションの発表

Kawasakiは2017モデルとしてZX10RRをUSAディーラー向けに発表しました。
ZX10RRはZX10Rのレーサーバージョンという位置づけで、パワートレイン系の強化や電子制御系のレーサー化など、かなり局地的な仕様になっている車輌です。
 
量産性という視点で考えた時にどの程度のニーズがあるかという疑問もありますが、その点を考慮してなのか、ZX10RRはグローバルで1000台のみの生産となるようです。
 
この1000台という台数がマーケット別の提供台数が決められているのか、まだ発表されていませんが、日本でお目にかかるチャンスは少ないかもしれません。
 

ZX10Rから進化するZX10RR

ZX10RR
 
Kawasakiは九州熊本県のオートポートリスでZX10RRのテストを行った結果として、ZX10RRではラップタイムでZX10Rよりも1~2秒速かったと公開しています。
バイクを乗り換えただけで1~2秒のタイム更新は凄いことと言えるでしょう。
 
しかも同じスタイルの別モデルであるZX10Rより1~2秒速いわけですから、同じクラスの同程度の仕様車輌と比べてもそのくらいのタイム差があるといえます。
つまり、HONDAのCBRやSUZUKI GSX-R、YAMAHA R1などのライバル車よりも実測タイムが速い可能性があります。
 

ZX10RRの変更点

ZX10RRではZX10Rでのアルミ鍛造ホイールから、軽量化され7本スポークのマルケジーニ製ホイールに変わりました。
 
更にフロントフォークのインナージューブにはDLC(Diamond Like Coating)が施されており、フリクション低減を実現させています。
バネ下の軽量化と動作性向上は車輌のハンドリングや機動力に大きく貢献するといえるでしょう。
 
ホイール
 
高回転域を多用するレーシングシーンを想定して、ZX10RRではシリンダーの間に設置された冷却クラーントの水路の小径化することで、シリンダーブロックとしての強度を向上させています。
 
専用のレーシングピストンキットを使うエンジンでは高回転域のエンジンストレスを低下させることに成功しているのです。
 
ZX10RRではオプションであるハイカムも用意されています。
このハイカムではバルブリフト量が0.7mm増えます。
当然吸気量がその分多くなるのですからレーシングシーンでは間違いなくハイカム仕様の方が最高出力を稼ぐことができます。(最もその分燃費は悪化するので燃料マネージメントには気を使う必要がありますが)
 
カムシャフト
 
ZX10RRではトランスミッションも最新技術を反映させています。
アップ、ダウンの双方にシームレストランスミッションを用いることでクラッチレスによるシフトワークを実現しました。
正にレーシングシーンを想定する上で、WSBクラスのマシンだといえるでしょう。
 
KQS
 
このシームレストランミッションシステムはZX10Rにも流用可能で、部品単位で入手ができるようです。
しかし、その機能を使うためにはZX10RのECUをレーシングECUに換装する必要があり、ECUのリフレッシュも必要になるようです。
 

ZX10RR 諸元

それではZX10RRの気になる諸元についてご紹介しましょう。
 
エンジン:4ストローク・水冷直列4気筒DOHC4バルブエンジン
 
排気量:998cc
 
ボアストローク比:76.0mm × 55.0mm
 
圧縮比:13.0
 
燃料供給方式:インジェクション
 
電子制御システム:
 KLCM (Kawasaki Launch Control Mode)
 KIBS (Kawasaki Intelligent Anti-lock Brake System
 S-KTRC (Sports Kawasaki Traction Control)
 Kawasaki Engine Braking Control
 KQS (Kawasaki Quick Shifter)
 KCMF (Kawasaki Corner Management Function)
 
フロントサスペンション:無段階調整式 倒立フォーク
 
リアサスペンション:ホリゾンタルバックリンク式サスペンション(無段階調整)
 
タイヤサイズ(F&R):
 フロントタイヤ・120/70 ZR17
 リアタイヤ・190/55 ZR17
 
ブレーキシステム:フロントブレーキ
 Brembo モノブロック式ラジアルマウント4ポッドキャリパー
 Brembo 330mmダブルディスク
  リアブレーキ
  1ピストンキャリパー
  220mmシングルディスク
 

ZX10RRの戦闘力と汎用性

ZX10RR Rear
 
ZX10RRは車輌パッケージを見るだけでもかなりの戦闘力を秘めていることがわかります。
ホモロゲーション仕様という設定のためレギュレーションさえ適合させてしまえばすぐにレースを走れる仕様であることは間違いないでしょう。
 
現在配信されている海外メディアのニュースを見る限りではヘッドライトやテールランプ、ウィンカーなども実装されているようですが、レースベース車輌のようにこれらが保安部品として機能するかは不明です。
 
しかし、海外サイトでは公道を走行するイメージ画像なども配信されているため、日本で販売されることになれば行動走行使用可である可能性も否定できません。
 
しかし問題はその戦闘力を一般公道で走らせることにあると言えるでしょう。
ここまでの性能は一般公道では必要なく、むしろリスクになる可能性があります。海外と違い、道幅も狭く信号間の距離も短い日本では非常に扱い難いバイクだと言えるでしょう。
 
筆者は個人的にサーキットで是非乗ってみたい車輌であるといえますが・・・
 
日本向けに何台の生産が計画されるかは今のところ不明ですが、受注ではなく試乗車などがあれば是非一度走ってみたいものです。

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2017-04-07
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