MotoGP 第6戦イタリア・ムジェロGP決勝レポート#2

さて前記事に続いて本記事ではMotoGP2018第6戦、ムジェロの決勝レポートをお伝えします。
スタートから波乱続きとなり、チャンピンシップリーダーであるマルケス選手の転倒(レース復帰)、上位集団の目まぐるしい入れ替わりが続きます。
 
一方でホールショットを奪ったロレンソ選手は安定した逃げ切りモードに入り、2以下に2秒近い差をつけて残り10周となりました。
 
ロレンソ選手とDUCATIマシンは最後までこのペースを維持できるのか?
2位ドビチオーゾ選手の追い上げは?
ポールポジションスタートであったにもかかわらずレース序盤からペースアップに苦しむ4位ロッシ選手の逆襲はあるのか?
 

冷静なレースの組み立てを見せたロッシ選手

3位のペテルチ選手(サテライトDUCATI)を追いかけるロッシ選手ですが、DUCATIのパワーについていけません。
それどころか後方からアタックしてくるEcstar Suzukiのアレックス・リン選手にアタックされ残り9週でオーバーテイクされてしまいます。
 
ロッシ選手が後方に蓋をする形になり、その間にクラッチロー選手までが追いあげてきました。
しかし、今思い返すとアレックス選手にオーバーテイクさせたのもロッシ選手の策略だったのでは?と思えてきます。
 
ロッシ選手を抜いたアレックス選手はペテルチ選手の後方に食らいつき、ロッシ選手がその2台を追いかける形になりました。
しかし明らかにロッシ選手が1人でペテルチ選手を追いあげていたときよりもロッシ選手とペテルチ選手のギャップが縮まっています。
 
この展開を見ていると、ロッシ選手がアレックス選手に自分を引っ張らせたのか?とも思えてしまいます。
 

白熱する3位争い

残り7週でロッシ選手はアレックス選手を抜き去り、ペテルチ選手の後方に張り付きます。
ホームストレートでロッシ選手を引き離そうとするペテルチ選手ですが、パワーとトルクの差をブレーキングで見事にカバー、1コーナーでギャップを詰めて4コーナーでペテルチ選手をロッシ選手がオーバーテイクします。
ペテルチ選手はオーバーペースだったのでしょう。
ロッシ選手に抜かれてから更にペースが落ちたところ後方からきたイアンノーネ選手に追い抜かれます。
 

 
レースも残り5週となり、ロッシ選手がスパートをかけはじめます。
 

レース・クライマックスまで続いた熾烈な3位争い

1位ロレンソ選手、2位ドビチオーゾ選手、この2名はそれぞれほぼ独走状態。ミスさせなければDUCATIのワンツーフィニッシュは最早約束された結果でした。
対して目まぐるしく入れ替わる3位争いはレース・クライマックスまで続きます。
 
残り4週の1コーナー目でスリップストリームから抜けたイアンノーネ選手がロッシ選手にオーバーテイクをかけますが、タイヤは彼の思いに応えることができず、アンダーステアを出してしまいます。
その隙を狙っていたかのように切り裂くロッシ選手。
このアタックでイアンノーネ選手は自分のマシンの状態を完全に把握したのでしょう。
 
後はロッシ選手のミスを待つのみ、それ以外では危険なアタックを行なうことをやめます。
ドビチオーゾ選手を追走するためにタイヤを酷使したイアンノーネ選手が再アタックができたのは順位を下げた数週で高温化したタイヤ温度を下げるためだったと予測されます。
 
ある程度グリップが回復したタイヤで勝負ができるのか?を1コーナーで試してみたものの、そこまでのグリップ回復はなかったのでしょう。
2年前まで「人間核弾頭」であったイアンノーネ選手がこれまでの失敗から学習したことが伺えるレースでした。
(とは言え翌週の1コーナーでも同じアタックをかけて同じくアンダーステアからロッシ選手に抜かれ返されていましたが・・・)
 

安定したペースで逃げ切ったロレンソ選手

ホールショットから一度もアタックすらされることなく、最初から最後まで安定したペースで逃げ切ったロレンソ選手がムジェロGPで優勝を飾りました。
DUCATIへ移籍して初めての優勝、そして歴代5人目となる2つのワークスチームで優勝を飾ったライダーとなります。
 

 
ロッシ選手はポールポジションからのスタートで3位入賞。白熱した3位争いで見事に表彰台を奪い取りました。
ファイナルラップでは2位を走るドビチオーゾ選手に追いつきかねないペースを見せます。
 

 
フロントローからスタートしたはずのビニャーラス選手はやはりマシンに苦労してレース序盤で10位まで転落。なんとか8位でフィニッシュするのが精一杯でした。
 
ポールポジションを奪ったことから、ヤマハのマシン開発がようやく軌道にのったか?と思いましたが、どうやらまだまだ道は長いようです。
決勝のレースディスタンスでは他のライダーとバトルするための材料がどうにも不足しているように見えます。
 
マルケス選手のノーポイント、ビニャーラス選手の8位入賞という結果からロッシ選手がチャンピオンシップ2位に躍り出ました。
 
1位 マルク・マルケス 95pt 優勝3回 表彰台3回
2位 バレンティーノ・ロッシ 72pt 優勝0回 表彰台3回
3位 マーベリック・ビニャーラス 67pt 優勝0回 表彰台1回
 
今シーズンに入り、ポイントランキング1位でありつつも既に2度のノーポイントレースとなったマルケス選手。2015シーズンでは5回の転倒・リタイアでランキング転落していますが、そのときとはまた違った様相を見せています。
 
ヤマハがマシンセットアップに問題を抱えているとは言え、それをロッシ選手のキャリアで補いつつある現状を考えると、今シーズンの行く末を占うのは次レースかもしれません。

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2018-07-24
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