YAMAHAコミュニケーションプラザ MotoGPマシンの展示

YAMAHAコミュニケーションプラザでは、2015年に活躍したMovistar YAMAHAのMotoGPマシン実車が展示されています。
展示されるマシンは昨年見事に優勝を飾った#99 ホルヘ・ロレンソ、MotoGP最年長にして未だ優勝候補に数えられている#46 バレンティーノ・ロッシ、2名のモデルです。
MotoGPマシンは正面玄関を入って右手側奥に、両ライダーのサインの入ったタイムシートと共に静かに飾られています。
MotoGPマシンを目の前で見ることのできる数少ないチャンス!
MotoGPのマシンを実際に目の前で見ることができるチャンスはどれくらいあるでしょう?
モーターショーなどに行けば、その年に参戦したレーサーを近くでみるチャンスもあるかもしれませんが、訪問者数などから考えればかなり限られている機会だと思います。
しかし、YAMAHAコミュニケーションプラザでは、手を伸ばせば届く距離で、実車を飽きるまで穴の開くほど見続けることができます。
年齢的にも筆者はValentino Rossiの(一方的な)サポーターでもあるため、2015年の彼のレースを支え続けたマシンを目の前で見れる感動は言葉に表すこともできません!
これだけ近くで見れるので、コックピットも覗き込むことができます。
さらに個人的に自分のバイクにもやってみたいテールカウル裏のステッカーチューンも参考のために撮影してみます。
実車に跨ることは叶いませんが、これだけの近距離でMotoGPマシン、しかも憧れの伝説的選手のマシンを見ることができれば、筆者は大満足でした。
隣に飾られているロレンソ選手のマシンも一緒に撮影します。
かなり個人的満足感ではありますが、筆者のモチベーションはかなりあがったことを自分でも感じています。
YAMAHAラインナップシリーズの展示
MotoGPマシン展示エリアの後方には、来訪者が実際に跨ることのできるバイクが展示されています。筆者の訪問時には白バイ仕様のFJR、最新型のVMAXとWR50やレガシーレーサーなどが展示されており、自由に跨ることができました。
同じエリアにはYAMAHA製の4輪カートやシュミレーターが設置されています。
WR50は小さいバイクなのでお子様でも跨ることができます。
筆者の息子(1歳半)も同バイクに跨り、喜んでいました。
一方VMAXにも乗りたい、というので跨らせてみたところ、ヘッドライトより顔が小さく身体がタンクに収まってしまいそうな……微笑ましい写真も撮影することができました。
今回シュミレーターを体験することはできませんでしたが、同社が採用している最新のシステムとの事ではあるので、来訪された際には是非お試しになることをオススメしたいと思います。
二輪車以外の展示も多種多様
コミュニケーションプラザではバイクだけの展示ではなく、トヨタエンジンのカットモデルやYAMAHA製造販売するジェットスキーなどの製品も展示されております。
ご存知の方も多いと思いますが、YAMAHAとトヨタは企業こそ別組織ではありますが、昔に遡ると切っても切れない縁があります。
コミュニケーションセンターにも展示されている2000GTに搭載されるエンジンはYAMAHAによる開発であり、不確かではありますが恐らくレクサスのエンジン開発にもYAMAHAは大きく関っているのでしょう。
今後においてもこの関係性は強化されていくことでしょう。
今後の環境対応対策やハイブリッドエンジン、電気バイクなどの開発もYAMAHA主導でありつつ、4輪の世界ではトヨタの中に存在していくのかもしれません。
このような開発情勢を垣間見ることができるのもコミュニケーションセンターの醍醐味かもしれません。
さて、2回にわたりご紹介してきましたコミュニケーションセンターについて、次回記事では施設その物についてご紹介したいと思います。